精液の量
一度の射精での精液全量を調べます。多すぎたり、少なすぎたりしていないか検査します。
そろそろ子どもが欲しいと思って「妊活」してるけどなかなか子どもが出来ない…焦りを感じていませんか?
子どもが出来ない要因は、女性だけでなく男性側にもある可能性があります。
いわゆる、男性不妊です。その男性側に原因がないかを調べる方法として、精液・精子チェックがあります。
精液・精子チェックとは、精液と精子の量や状態を調べる調査です。マスターベーションで採取した精液で検査をします。
1回の射精で放出される精子の数は、約1億個から4億個。そのうち、卵子と結合できる精子は、たったの「1つ」です。まず子宮の前で精子の99%が死滅し、子宮内では数十万個以下となります。
さらに、卵子の周囲まで到達できるのは数百個以下となり、最終的に残るのは1つです。受精には精子の「質」が肝心。精子の質が高くないと、いったん妊娠ができても継続しにくという結果を招いてしまいます。
妊娠には、当然男性と女性両方の妊娠力が必要となります。女性だけでなく、男性の不妊検査も行なうことで、原因の特定がより正確になり、不妊治療も的確に行なうことができます。男性の不妊検査、つまり妊娠力、精子の質を調べるための基本となるのが「精液・精子チェック(精液・精子検査)」です。妊活中の多くの男性が行なっているポピュラーな男性不妊の検査です。
一度の射精での精液全量を調べます。多すぎたり、少なすぎたりしていないか検査します。
精液の中にどれくらいの数の精子が含まれているのかを検査機器と目視の両方でカウントします。
ただ動いているだけではなく全体に対して、活発に動いている前進運動精子の割合を調べます。
一般的には正常の精子と奇形の精子の両方が含まれています。そのために正常の精子の割合を調べます。
精液検査でチェックするのは、精子の数だけではありません。
精液量、精子濃度、運動率、運動の質、精子の形態などを検査機器および、目視にて測定し専門の医師が精液・精子の状態を見て評価をします。
精液・精子の検査においては、たまたま顕微鏡に良い状態の精子が写らなかった、などということが起こらないために精液の「全量」を調べます。当クリニックではWHO(世界保健機関)に準拠した方法で精液の総合力を詳しく精液・精子検査(チェック)していきます。
また、精液の量など精子の環境についても検査します。
不妊治療は上の図の様に、タイミング療法から人工受精、体外受精と段階的なステップを踏んでいきます。その過程が長くなれば、治療も複雑化し、経済面や治療期間という面でも夫婦を圧迫してしまいます。しかし、男性不妊症を治療することで、体外受精から自然妊娠というステップダウンをして精神的にも金銭的にも治療負担の軽減になる場合もあります。だからこそ不妊に悩むカップルに男性の精液・精子をチェックする精液検査(男性不妊検査)が勧められているのです。
男性専門のクリニックは、“男性の皆さんにストレスなく治療を行って欲しい”という考えで設立されました。
女性だけで妊活を続けることで、貴重な時間やお金を無駄にしてしまう方が少なくありません。これまでに治療を受けた男性から、「もっと早く検査すればよかった」といった声も寄せられています。
射精で放出された億単位の精子のうち、一個の精子が卵子まで到達し、受精するには前進運動率の高い元気な精子が多数含まれているのが理想とされています。精液(精子)の状態を自分では気がつくことができませんが、精液・精子をチェック(精液・精子検査)をすれば、次のような不妊要因があるかないかを知ることができます。
男性と女性では不妊症の原因が異なっており、男性の不妊症においてはホルモンの一種であるテストステロンが深く関係していると言われます。下記に主な原因をご紹介します。
ストレス等により、有効な勃起が起こらず性行為がうまくいかなかったり、勃起障害(ED)や性行為は出来ても腟内射精が困難だったりなど、さまざまな射精障害があること。
精巣での精子形成や、精巣上体での運動能獲得過程に異常があると、精子の数が少なくなったり、精子の動きが悪くなったり(精子運動率低下)、奇形率が多くなるなど受精力が低下する。
精液中の精子の数が極端(通常の1/100以下など)に少ない、あるいは運動率が極端に低い(20-30%以下)場合。無精子症は、射出された精液の中に精子が全く見られない状態のことをいう。
このうち、2つ目以降にある精液性状低下や高度の精液性状低下、無精子症については自覚症状がありません。
不妊治療は男性と女性の両方で検査を行うことで、短期間で治療が済むケースもあります。自覚症状がないだけに貴重な時間を無駄にしてしまうかもしれません。専門機関で男性側も精液(精子)の検査を行うことは、大変重要で妊娠への近道と言えるでしょう。
すべての症状の改善には個人差があり、改善法や解決策も人によって異なります。信頼できる専門の医師に相談し、自分の症状・ペースにあった改善を行っていきましょう。
初回来院
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採精のための個室を用意しておりますので、スタッフがご案内いたします。 |
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個室はリラックスできる空間をご用意してます。防音仕様で、鍵がかけられるようになっていますし、外から見えることもありません。 |
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専用のカップに採精します。 |
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検査終了後には次回、検査結果のご説明のための予約を承っています。 |
※プライバシーは守られますのでご安心ください。また、正確な検査のために最低3日の禁欲期間をおいてから、精液検査に望みましょう。
初回(検査) | 35,000円(税込38,500円) ※検査結果説明の料金を含みます。 |
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精液検査の結果によって、一律で治療法が分類されることはありません。例えばパートナーの女性に不妊治療が必要か否か、カップルそれぞれの年齢やどれくらいの頻度で通院できるかなど条件は人それぞれ異なります。
判断材料のどれか一つが欠けても最適な解決策は見つけられません。検査結果と患者さんの状況やご希望を伺い、それらを総合的に見て日本生殖学会の指導医がアドバイスする、そのための大切な検査です。
Dクリニック東京 メンズ(旧メンズヘルスクリニック東京)で行う精液・精子チェック(精液・精子検査)では、WHO(世界保健機関)の基準値を参考に結果のご説明をしています。
精液検査の基準値を超えなかったからといって妊娠できないと決めつけられるわけではありません。男性機能はデリケートなものですので体調やストレスによって大きく値が変化します。結果によっては、別のタイミングで再度、精液・精子チェック(精液・精子検査)をしてみることも可能です。
前述したように卵子と受精できるのはたった1個の精子です。例えば精子の数が基準より少なくても運動率が高かったのでうまく受精できることもあると思います。男性不妊外来で精液検査をするのメリットは、専門の医師がすべての結果を総合的にみてアドバイスや不妊治療ができるところにあります。
Dクリニック東京 メンズ(旧メンズヘルスクリニック東京)では単純な医学のおしつけではなく、患者さまの状況によって最適な対応をそれぞれのご希望を伺いながら提案しています。精液検査は男性の専門の医師が担当いたしますので遠慮なくご相談ください。
「不妊の悩みがありながら婦人科での治療を躊躇している方」や「性機能チェックを行いたい方」、「結婚」や「新たな家族形成」をお考えの方は、男性専門のクリニックへご相談ください。
Dクリニック東京 メンズ(旧メンズヘルスクリニック東京)は、婦人科での不妊治療やブライダルチェックをためらっている方のための男性妊活外来を設立しております。
婦人科での不妊治療やブライダルチェックに行きづらい方は、まずは当院にお問い合わせください。日本生殖医学会認定の専門の医師が適切なアドバイスをし、安心で安全な治療やアドバイスをご提供、ご提案します。
精液・精子チェック(精液・精子検査)で男性の不妊検査を行います。妊娠には、男性と女性両方の妊娠力が必要となります。男性の妊娠力=精子の量や質を調べるための基本となるのが「精液・精子チェック(精液・精子検査)」です。精液量、精子濃度、運動率などを、検査機器および目視にて専門の医師が男性不妊について検査します。